SDGs(持続可能な開発目標) ゴール5 ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
英語ではGENDER EQUALITY と書かれています。
ジェンダーの問題と教育の問題はリンクしています。女性の社会進出は経済成長に欠かせません。
日本はジェンダー問題はかなり評価が低いです。G7の中でも最下位です。女性の管理職の少なさ、賃金の低さ、政治参画が少ないなどが挙げられます。
SDGs ではLGBTの記述はないですが、この問題も解決していかなければならない問題です。
SDGs goal5 ジェンダー平等を実現しよう ターゲット&指標(インディケーター ) | |
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5.1 | あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
指標 5 . 1 . 1 性別に基づく平等と差別撤廃を促進、実施及びモニターするための法律の枠組みが制定されているかどうか |
5.2 | 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
指標 5 . 2 . 1 これまでにパートナーを得た 15 歳 以上の女性や少女のうち、過去 12 か月以内に、 現在、または以前の親密なパートナーから身体的、 性的、精神的暴力を受けた者の割合(暴力の形態、 年齢別) 指標 5 . 2 . 2 過去12ヶ月以内に、親密なパート ナー以外の人から性的暴力を受けた 15 歳以上の女性や少女の割合(年齢、発生場所) |
5.3 | 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
指標 5 . 3 . 1 15 歳未満、18 歳未満で結婚又はパ ートナーを得た 20 ~ 24 歳の女性の割合 指標 5.3.2 女性性器切除を受けた15-49 歳の少女や女性の割合(年齢別) |
5.4 | 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
指標 5 . 4 . 1 無償の家事・ケア労働に費やす時間 の割合(性別、年齢、場所別)
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5.5 | 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
指標 5 . 5 . 1 国会及び地方議会において女性が占 める議席の割合 指標 5.5.2 管理職に占める女性の割合 |
5.6 | 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
指標 5.6.1 性的関係、避妊、リプロダクティブ・ ヘルスケアについて、自分で意思決定を行うこと のできる 15 歳~ 49 歳の女性の割合
指標 5.6.2 15歳以上の女性及び男性に対し、 セクシュアル / リプロダクティブ・ヘルスケア、 情報、教育を保障する法律や規定を有する国の数 |
5.a | 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
指標 5.a.1 (a)農地への所有権又は保障された 権利を有する総農業人口の割合(性別ごと) ( b ) 農地所有者又は権利者における女性の割合(所有 条件別) 指標 5 . a . 2 土地所有及び / 又は管理に関する女 性の平等な権利を保障している法的枠組(慣習法 を含む)を有する国の割合 |
5.b | 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
指標 5 . b . 1 携帯電話を所有する個人の割合(性 別ごと) |
5.c | ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。
指標 5.c.1 ジェンダー平等及び女性のエンパワ ーメントのための公的資金を監視、配分するシステムを有する国の割合 |
※数字のみのターゲットは具体的な目標、アルファベットを含むターゲットは実施手段
対応する指標(インディケーター)も載せてあります。
SDGsワークショップ ・カードゲームのページはこちら(一部オンライン可能)
SDGs(エスディージーズ)とは
SDGs(エスディージーズ)とはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された、国際社会が協力して目指すゴールです。2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲット、232のインディケーター(指標)で構成されています。
17の目標
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
※各ゴールのリンク先にゴール内容、ターゲット、指標をまとめてあります。
国連広報センターの資料
持続可能な開発とは?(動画)
持続可能な開発(SDGs)への道 – 子どもたちと考える?(動画)
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