デザイン思考とは、デザイナーがデザイン業務で使う思考方法のプロセスを活用し、ビジネスなどで前例のない問題や未知の課題に対して、最も相応しい解決を図るための思考法です。
現実を理想に向かってより良く変える目的の活動はデザインすることと同義であるため、明確に意図した目的を実現する人が考えて作り出すことは、クリエイティブに限らず問題解決でも同じプロセスを行うのです。

未来創造サポートではStanford大学d.School instructorによるデザイン思考ワークショップを修了したファシリテーターがデザイン思考のワークショップをおこないます。事業のブラッシュアップ、新規商品開発、新規事業開発などに有効です。SDGsやCSVを意識したものを創るのにも有効な考え方です。

レゴシリアスプレイビジネスモデルキャンバスなどのワークと組み合わせることで相乗効果を発揮します。

デザイン思考の特徴としては以下の3つが挙げられます。
・問題解決に最も重視する要素は「正しさ」や「ベスト」といったことではなく、問題関係者全体の「満足度」の高さにある
・問題解決のプロセスでは、事実を多角的に分析して問題定義と解決意図を明確にして、沢山のアイデアを出し、組み合わせの試行錯誤を繰り返して最も相応しい問題解決へとブラッシュアップしていく
・デザイン思考では、前例や固定概念、バイアスといったものは一切排除して考える
といったものです。

 

デザイン思考には5つの段階があると考えられており、その5段階は、共感、問題定義、創造、プロトタイプ、テストから構成されています。

1. 共感
この段階では、人々の体験や動機を理解するために、専門家に相談しながら観察し、関与し、共感することを通して問題のある場所をより多く見つけ出します。共感することで、デザインする側は自分の思い込みを捨てることができ、

結果的にユーザーのニーズについてのインサイトを得られます。

2. 問題定義
問題定義の仕方は、「10代の女性における食品市場のシェアを5%増やす必要がある」のように問題を定義するのではなく、ユーザーを主語として「10代の女性は、健康や成長を維持するために、栄養価の高い食べ物を食べる必要がある」などとしたほうが良いでしょう。

3. 創造
1.2.の段階で観察結果を分析、体系化したことで、提示した問題文に対する新しい解決策を見つけ出すために「既存の枠組み」から離れ、問題に対する新しい見方を探せるようになりました。創造の最初の段階では、できるだけ多くのアイデアやソリューションを思いついておく必要があります。

4. プロトタイプ
この段階では、デザインチームは製品や製品内の具体的な特徴を反映した、低コストで簡単なプロトタイプを大量に制作します。そのことにより、これまでの段階で判明した問題の解決策を検証することができます。

5. テスト
デザイナーや評価者は、プロトタイプの段階で特定された最善の解決策に基づいて作られた完成品を厳格にテストします。これは5段階モデルの最後の段階ですが、テスト段階の結果によっては、1つかそれ以上の問題を定義し直したり、理解が深まったり、共感したりして、他の段階を反復することがあります。

デザイン思考は反復するもので、柔軟性があり、デザイナーとユーザーとの協調に重点を置いています。また、共感を通して、ユーザーが実際にどのように考えて、感じ、行動するのかに基づいてアイデアを生み出すことを重視しています。

2〜3時間のデザイン思考入門ワークショップから1〜3日使ってじっくりおこなう本格的なワークショップ もおこなえます。

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