「LEGO® SERIOUS PLAY® (レゴ® シリアスプレイ®)メソッドと教材を活用したワークショップ」

LEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ® シリアスプレイ®)とは、リアルなグループ、リアルなチャレンジの為の思考とコミュニケーション、問題解決のための特別な教材とファシリテーション技術を活用したメソドロジーです。レゴブロックを使い問題や課題、解決策、夢、システムなどを可視化し、内省し、知恵をしぼり言語化し、解決していきます。個人の強み発掘からチームビルディング、組織のヴィジョン創りなどに活用できます。アメリカではNASAなどが導入した研修として有名です。

 

LEGO® SERIOUS PLAY®(レゴ®シリアスプレイ®)メソッドと教材活用したワークショップ

レゴブロックを使った、「レゴ®シリアスプレイ®(以下、レゴシリアスプレイ)」という研修やワークショップをご存知でしょうか。

アメリカではNASAなどでも導入された研修方法、ワークショップ(体験型講座)ですが、最近では日本でも徐々にその名前を耳にする機会も増えてきたのではないかと思います。

レゴシリアスプレイでは、レゴブロックを用いてワークショップを行ないます。

レゴブロックを思考やコミュニケーションのツールにすることによって、

「ビジョンの言語化」

「戦略立案の視覚化」

「チームビルディングの立体化」

「新規事業開発の立体化」

「キャリア開発の視覚化」

などの研修に活用することができます。

従来のミーティングですと、その約20%の参加者による意思決定で物事が進むといわれています。しかし、レゴシリアスプレイを用いると100%の参加者による意思決定で物事が進みます。

 

レゴシリアスプレイワークショップの特徴として次の6つのものが挙げられます。

1. レゴブロックを思考のツールにすることで、内観があらわになり、思考を整理することができ
2. レゴブロックを会話のツールにすることで、ニュアンスの細かい部分まで共有することができる
3. 参加者全員に平等な発言の機会が与えられ、良いアイデアを逃さない
4. 参加者全員の考えが反映された集合体を創り出すことができる
5. 参加者全員がプロセスの全てに深く関わってくるので、引き継ぎが楽になる
6. 参加者全員が安心・安全の場で自由に発言可能である

 

これらの有用性に注目が集まって、今日では戦略コンサルティング会社、シンクタンク、広告代理店、医療機器・製薬メーカー、エンジニアリング会社など様々な企業がレゴシリアスプレイ研修を導入してきています。

ワークショップの流れ

レゴシリアスプレイの具体的な進め方は、ファシリテーターがお題を出します。

そして、そのお題に対してレゴブロックを用いて作品作りをしていきます。その作品を元にメンバー間で対話を行うという形になります。

このときポイントとなるのは、作品を通して話すという中間物が現れたことで、話し下手な技術職のメンバーも話しやすくなったり、少し批判的な意見が出たとしても中間物が緩衝材となり、お互いの意見交換、コミュニケーションがマイルドになったりするという特徴があります。

チームビルディング研修としてレゴシリアスプレイを実施する場合には、例えば、「チームメンバーの強みをレゴブロックで表現してみよう」ですとか「理想とするチーム像をレゴブロックで表現してみよう」ですとか「チーム内で発生しがちな問題点をレゴブロックで表現してみよう」などといったお題が出されます。

いきなりこのようなお題に対して、レゴブロックで答えを作成できるかというと大変難しいと思われますので、最初はアイスブレイクが実施され、打ち解けてからレゴブロックを使って作品を作るという練習・スキルビルディングが行われます。

作品を作ったあとは、そのレゴと対話を繰り返し、レゴに意味やストーリーを与えていきます。そして、レゴブロックを対話のハブにしてディスカッションをすることで、普段では語られないようなお互いの深い部分での認識を共有することができます。

実際に導入してみた企業の感想として、

「レゴを使って表現することで、言葉だけでは絶対にできないような深いコミュニケーションを図ることができたと感じた。

遊びながら考えられるのが良かった。

気負わずに素直な気持ちで参加ができた。

他の人の様々なブロックと自分のブロックを比べてみて自分の考えの癖がわかった。

などがあり、レゴシリアスプレイを通じて多くのことが学べたことが伺えます。

次に、ビジョン作成研修としてレゴシリアスプレイを実施する場合には、次のようなお題が出されます。「未来のオフィスをレゴブロックで表現してみよう」ですとか「未来の都市をレゴブロックで表現してみよう」ですとか「サービス提供後のお客様の生活と業務の変化を表現してみよう」などといったものです。

グループに分かれて、同じお題で作品を作り、制作後にそれを複数グループの共通点を見つけながら統合してひとつの形にまとめていきます。このことによって、ビジョンという目に見えないものをレゴブロックという形にして「見える化」することでイメージを強く共有することができます。

実際に導入してみた企業の感想として、

「ここまでクリアにビジョンを明確にできたことはなかった。自分だけでなくそのビジョンを共有できたことも大きな収穫だった。」

などとされていて、レゴシリアスプレイを導入したことで、ビジョンの明確化に成功したということがわかります。

レゴシリアスプレイの研修、ワークショップによってメンバーの頭の中のイメージを「見える化」でき、更にはそれを共有することができ、ディスカッションを繰り返すことで更に上のステップを目指すことができることがわかっていただけたでしょうか。

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少人数のミーティングのファシリテーションから、300人位の大規模ワークショップファシリテーションまで多様なワークショップが実施可能です。また契約ファシリテーターさんもいらっしゃいますので、学校などでクラス16クラス位までですと横並びでの同時実施も可能です。

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